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2021年3月3日 15時21分
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話題株ピックアップ【夕刊】(3):東エレク、王将フード、ジャパンエン

■東京エレクトロン <8035>  43,590円  -540 円 (-1.2%)  本日終値

東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体関連は売り買い交錯で高安まちまち。前日の米国株市場ではインテルやエヌビディア、アプライドマテリアルズ、マイクロンテクノロジーなどが軒並み売られる展開となり、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も3%あまりの急反落となった。これを受け東京市場でも関連株に逆風は強いが、押し目買いニーズも強く、いずれも25日移動平均線近辺で強弱感を対立させている。

■王将フードサービス <9936>  5,880円  -20 円 (-0.3%)  本日終値

王将フードサービス<9936>は反落。午後1時ごろに発表した2月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比10.5%減と4カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気された。10都府県に対して延長された緊急事態宣言による営業時間短縮や、昼夜を問わない会食・外出自粛要請に加えて、前年のうるう年に対して営業日数が1日少ないことなどが響いたとしている。

■ジャパンエン <6016>  1,127円  +150 円 (+15.4%) ストップ高   本日終値

ジャパンエンジンコーポレーション<6016>がストップ高。2日、尾道造船(神戸市中央区)が、商船三井<9104>向けに建造する載貨重量1万7500トン型近海船用主機関として、6UEC35LSE-B2機関3台を受注したと発表しており、これが好感された。同船は、環境負荷低減を目的としたGHG(温室効果ガス)規制EEDIフェーズ3を先行適用する環境負荷低減船。ジャパンエンが今回受注した主機のうちの3台目は、尾道造船と共に開発したMGO専焼機関への変更オプション付きとなっており、現状のMGO専焼機関と異なり、水以外の多種多様な液体燃料との混焼も可能であり、GHG削減に寄与できるアンモニアや、バイオ燃料、エタノールなどと混焼させることで、今後の規制強化に応じてGHGを削減することが可能な高いポテンシャルを有しているという。

■東洋エンジニアリング <6330>  639円  +73 円 (+12.9%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ

東洋エンジニアリング<6330>の上げ足が鮮烈。株価は年初から下値切り上げ波動にあったが、前週2月下旬から一気に噴き上げてきた。プラント建設の大手で石油化学のほか肥料プラントでの実績が高いことがポイント。世界的に脱炭素への取り組みが加速するなか、火力発電用燃料としてアンモニアが注目されており、肥料の原料であるアンモニアの知見で同社の存在感が高まっている。伊藤忠商事<8001>とは協業体制でロシアの東シベリアと日本の間のバリューチェーン構築を目的に事業化調査を進めている。業績面でも21年3月期は営業利益段階で5億円(前期比73%減)を見込むが、第3四半期時点で21億900万円に達しており、通期見通しの大幅な上振れが期待できる状況にある。

■ひらまつ <2764>  206円  +23 円 (+12.6%)  本日終値  東証1部 上昇率2位

ひらまつ<2764>が急反発。2日の取引終了後、同社の創業者で元代表取締役社長の平松博利氏が設立し運営するひらまつ総合研究所(東京都港区)から提起されていた損害賠償等請求訴訟について、和解が成立し円満に解決したと発表しており、これを好感した買いが入った。1億7000万円を支払うことなどにより和解したという。なお、同件による21年3月期の連結業績への影響は軽微としている。

■ナルミヤ <9275>  1,175円  +112 円 (+10.5%)  本日終値  東証1部 上昇率3位

ナルミヤ・インターナショナル<9275>は急反発。2日の取引終了後、2月度の月次売上概況を発表しており、既存店売上高は前年同月比14.5%増と4カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。今月上旬は緊急事態宣言の期間延長の影響があったものの、中旬以降は気温上昇により春物衣料が好調だったほか、前年自粛傾向にあった卒業入学式向けのオケージョン商品が伸長した。チャネル別ではEコマースが好調だったほか、百貨店、ショッピングセンターも売り上げを伸ばした。

■ホットリンク <3680>  655円  +48 円 (+7.9%)  本日終値

ホットリンク<3680>が急動意。SNSを活用した販促支援ビジネスを展開し、コロナ禍にあって企業の販促ニーズを捉え、21年12月期は営業損益段階で1億4700万円と黒字転換をにらんでいる。データ解析に強みを持ち、人工知能(AI)関連の一角として人気素地がある。ここ外資系証券経由で空売り残の増加が目立っていたが、目先はその買い戻しで株価に浮揚力が働いている。時価総額100億円前後と小型で足が軽い一方、出来高流動性にも富むことから、上値を見込んだ短期資金の追随買いを誘っているもよう。

■ダイハツディーゼル <6023>  496円  +32 円 (+6.9%)  本日終値

ダイハツディーゼル<6023>が8連騰と気を吐いている。株価は5日移動平均線をサポートラインに徐々に上値追いが加速している。船舶用発電エンジンを手掛け、コージェネレーション分野のノウハウも高い。同社は地球環境問題を経営上の最重要課題の一つに掲げており、ESGへの取り組みに重点を置いている。足もとの業績は不振ながらこれは新型コロナウイルスの影響によるグローバル物流の停滞が背景にあり、一過性とみられる。財務面はしっかりしており、21年3月期は営業赤字の可能性があるものの15円配当を継続する見通し。PBR0.3倍台と極めて割安圏に放置されていることで、継続的な実需買を呼び込んでいる。

●ストップ高銘柄

新報国製鉄 <5542>  1,950円  +400 円 (+25.8%) ストップ高   本日終値

室町ケミカル <4885>  1,500円  +300 円 (+25.0%) ストップ高   本日終値

日本銀行 <8301>  47,000円  +7,000 円 (+17.5%) ストップ高   本日終値

など、4銘柄

●ストップ安銘柄

WT天然ガス <1689>  1円  -1 円 (-50.0%) ストップ安   本日終値

アピリッツ <4174>  5,330円  -1,000 円 (-15.8%) ストップ安   本日終値

以上、2銘柄

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