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米国株
2020年3月1日 9時30分
市況

【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 明けぬ夜はない、自律反発を待つ!

「明けぬ夜はない、自律反発を待つ!」

●ショック安を冷静に測るモノサシ

NYダウは過去最大の下落幅となった」――マスコミが28日に報じたニュースが、まだ目や耳に残っている。下落幅は1190ドル。

このような場合、私は反射的に下落率を見る。それは4.41%だった。なんだこれだけか、とまでは思わなかったが、正直な感想は「これくらいなら、大慌てすることはないな」だった。

長年、株式投資をしていると、これまで幾度も暴落、大幅安に見舞われてきた。その中にはブラックマンデー、前代未聞のテロによる世界貿易センターの倒壊、ITバブル崩壊、サブプライムローンバブル崩壊によるリーマンショック……など、この先も忘れられそうにない下落があった。

それらのうち最大の下落率を記録したのはブラックマンデー。どれくらいだったかご記憶だろうか。今回のNYダウと同じくらいの4%台か。もちろん、そんなものじゃない。では、10%? そんなものでもなく、実に22.6%に及んだのだ。

そんな極端な下げと比べるのは適切ではないというなら、サブプライムローンバブル崩壊の時と比べてもよい。当時は一挙に崩れたのではなく、幾度も7%程度の下げがあった。それが繰り返されてついに暴落してしまったのだが、今回の下落率はそれらに比べると小さいことは確認しておきたい。

●空売り投資家の視線で先を見る

もちろん、だから安心してよいとはいえない。これからさらに下げてしまうことがないとはいえないからだ。この点、警戒は必要ながら、このような局面では市場で空売りをしている投資家の立場に身を置いてみると、今後の展開が分かりやすくなる。

空売りをしている投資家からすると、空売りによる利益をしっかり確保するには、そろそろ買い戻しを実行しなければならないところと考えているのではないか。戻る時には一気にそうなる可能性があり、利益が急減するばかりか、下手をすると損失を被るからだ。

つまり、相場はいつ反転して回復に向かってもおかしくない。こういう状況にあるため、ここはそのつもりで対応したい。

そこで注目は、個別株より指標関連株を仕込んで回復を待ちたい。それもさらなる下落を想定、資金を2~3回に分けて戦略的に買い下がる。これがお勧めの策になる。

具体的には、まずは日経225連動型上場投資信託 <1321> [東証E]、TOPIX連動型上場投資信託 <1306> [東証E]、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> [東証E]、NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 <1570> [東証E]になる。

いまは特別な状況。最悪の事態に陥ることも想定すると、個別企業より安全性の高い(倒産がない)ETFに投資するのが良策になる。

最後に、いわずもがなのことを。降り止まない雨はなく、明けない夜はない。ここは腹をくくって自律反発待ちでよい。

2020年2月28日 記株探ニュース

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